電化時代の必需品
EVコンセント
2020年に政府が発表した「カーボンニュートラル」目標では、2035年までに新車販売のすべてをEVやハイブリッド車にする方針が示されています。
そのため、新車を購入するときに、EVも候補に入ってくることが多いのではないでしょうか。もし、EVを購入するとなれば、ご自宅へのEVコンセントの設置が不可欠です。
ユメヤエンジニアリングでは、EVコンセントの導入に必要なケーブルの延長から、ご希望の場所への設置作業まで全て行うことができます。EVを購入しようかな、と思ったら、まずはユメヤエンジニアリングまで設置のご相談を!
どれを
選べばいい?
EVコンセントの選び方を
電気工事士が解説
EVコンセントといっても、様々なメーカーの様々なタイプのコンセントが存在しています。
ここでは、そんな数あるEVコンセントの中から、あなたに合ったEVコンセントの選び方を、
電気に詳しい電気工事士が解説いたします。
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ポイント01
EVコンセントの種類
EVコンセントには、主に普通充電器と急速充電器の2種類があります。
普通充電器(AC充電器)は、自宅や商業施設などで使用されることが多く、比較的低出力で長時間の充電に向いています。
普段はゆっくり充電できる環境が整っている場合に適しています。急速充電器(DC充電器)は、短時間で大量の電力を供給できるため、外出先での充電や商業施設などの公共の充電ステーションに向いています。
ただし、設置や運用コストが高めです。 -
ポイント02
充電速度
充電器の出力は充電速度に直結します。一般的には、出力(kw数)が高いほど充電が早くなります。出力は、主に①3.7kw②7.4kw③22kwの3種類が多いです。
①3.7kWの場合
一晩(約6〜8時間)でフル充電が可能。主に普通充電器で用いられます。
②7.4kWの場合
4〜5時間程度で充電可能。自宅用に多く使われます。
③22kWの場合
1〜2時間程度で充電可能。急速充電には適していますが、消費電力が大きすぎることから、自宅への設置には向かないことが多いです。
また、車両側がサポートしている最大充電出力も確認する必要があります。車両が7.4kWしか対応していない場合、22kWの充電器を設置しても無駄になるため、事前に確認したうえで、適切な出力の充電器を選びましょう。
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ポイント03
プラグのタイプ
EVには対応する充電プラグのタイプが異なります。
代表的なものには以下があります。CHAdeMO(日本車で広く使われる)
CCS(欧米のメーカーで採用)
Type 2(ヨーロッパで広く採用)
自分のEVが対応しているプラグの種類に合った充電器を選ぶことが重要です。
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ポイント04
設置場所と配線の状況
自宅に充電器を設置する場合は、配線の状況や容量も考慮する必要があります。
特に、高出力の充電器を設置する場合、大きな電気容量やが必要になることがあります。
事前にご契約している電力会社に確認し、対応可能かを調べておきましょう。
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ポイント05
スマート機能やアプリ連携
最近の充電器には、スマート機能やアプリで管理できるモデルも増えています。
充電タイマー機能や、遠隔での充電開始・終了操作、使用電力のモニタリングなどが可能な充電器があります。
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ポイント06
補助金対象かどうか
充電器の設置には補助金が使える場合があります。
選ぶ際には、国や地方自治体の補助金対象となる製品かどうかを確認しましょう。
愛知県の場合、現在個人向けのEV補助金は用意されていません。(2024年11月時点)
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ポイント07
値段
充電器の価格は、出力や機能によって大きく異なります。
普通充電器であれば数万円程度から、急速充電器では数十万円以上かかることもあります。
設置の流れ
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未購入の方
01 おすすめ
EVコンセントを
ご紹介、
設置
スペースの確認電気工事士が、車種や設置希望場所を確認のうえ、工事費用含めたご予算に応じた、おすすめのEVコンセントをご紹介いたします。
購入済みの方
01 設置スペースの
確認まずは設置希望の場所を確認し、ブレーカーからの距離や安全に設置できるかを判断。そのうえで、お見積りを作成いたします。
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02 工事日を決定
設置スペースが決まったら、工事日を調整いたします。
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03 工事実施
工事は1日あれば十分です。場所によっては床下を空けたり、壁穴を開ける作業を行います。
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04 工事完了
設置完了後、通電確認を行い、工事完了となります。
工事後、不具合などあった場合は、お気軽にユメヤエンジニアリングまでお問い合わせください。
弊社からメーカーまで取次いたします。